阪神 鉄腕5人衆セット売りへ 東スポWeb

阪神にプロ野球史上初の“60試合登板クインテット”が誕生した。27日のDeNA戦(横浜)の延長11回から守護神のラファエル・ドリス(29)がマウンドに上がり2イニングを無失点に抑え、4―4の引き分けに持ち込む好投。CS進出に王手をかけた。これでマテオ、桑原、高橋、岩崎に次ぐ5人目の60試合登板となり、快挙達成だ。

オフの右ヒジ手術から見事な復活で快投を続けるドリスは「ブルペン陣として貢献できていると思う。疲労もあるけど、それも仕事だからね」と“鉄腕5人衆”の思いを代弁した。この日はその5人が全員登板。先発・秋山が4回4失点で降板後、リリーフ陣が無失点リレーで踏ん張った。金本監督は「勝てなかったけどピンチもよくしのいでくれた」と最敬礼だ。28日のDeNA戦に引き分け以上でCS進出が決まる。

早速“鉄腕5人衆”のグッズ化も検討されている。「大事な役割のわりには注目されにくい役どころ。どれだけ投げて抑えても人気は出にくいところがある。でも(2005年の阪神優勝などに貢献したウィリアムス、藤川、久保田のリリーフトリオ)『JFK』がそうだったように、セットならばファンの方にもより興味を持ってもらえるはず。5人のグッズを作ることができればいい」(営業担当者)

金本監督は「(チームが)この位置にいるのはリリーフのおかげ。うちで一番大きいところ」と話す。起用に関しては登板間隔や球数など首脳陣も細心の注意を払いながら、この“鉄腕5人衆”が生まれたわけだが、今回の快挙で、その注目度が増すのは間違いない。球団サイドは人気面での躍進も期待しているのだ。

フル回転でチームを支える5投手。名実ともに彼らが今年の虎の顔にもなりそうだ。