阪神・秋山「(一回の先制ソロは)完全に失投なので、悔いが残ります。(相手先発が)菅野さんだったので、立ち上がりから点を与えてしまって攻撃のリズムも作れず…。悔しかったです」

(セ・リーグ、阪神0-2巨人、23回戦、巨人13勝8敗2分、20日、甲子園)先発陣の負の連鎖を止められなかった。虎投を引っ張る立場にまで成長を遂げた秋山は6回5安打2失点で降板。菅野との投げ合いで、エース道の険しさを肌で感じる6敗目(12勝)を喫した。

「(一回の先制ソロは)完全に失投なので、悔いが残ります。(相手先発が)菅野さんだったので、立ち上がりから点を与えてしまって攻撃のリズムも作れず…。悔しかったです」

淡々とした口調に無念の思いをにじませた。一回二死走者なしから、マギーに高く浮いた変化球を左翼スタンドにたたき込まれて先制を許してしまった。二回には連打で無死二、三塁とされ、長野の左前適時打で2点目を失った。三回以降は無得点と粘ったが、球界屈指の好投手相手には紙一重のミスも許されなかった。

菅野と1勝1敗で迎えた4度目の直接対決は、CSの“前哨戦”ともいえた。香田投手コーチは「勝ちにこだわってほしい、勝ってほしいピッチャーなんでね」と負けない投手への成長を期待したが、またも勝てず。これで9月2日の中日戦(甲子園)で能見が勝ち星を挙げて以来、12戦(3勝7敗2分け)先発投手に白星がついていない。

例年の8月失速を乗り越えたが、9月に入って投手陣は苦しい状況が続く。その向こうにはCSも見える。秋山は「マウンドにあがれば目の前の打者なので、(CSは)考えてはいなかったです。修正するところは修正していきたい」と力を込めた。内容よりも結果-。それがエースに求められる。