阪神・金本監督、藤浪の今後の処遇について「二軍で状態が良かったらクライマックスシリーズ(CS)で登板? いやぁ、それはどうかな…」

阪神・金本知憲監督(49)が19日、二軍調整中の藤浪晋太郎投手(23)の今後の処遇について「二軍で状態が良かったらクライマックスシリーズ(CS)で登板? いやぁ、それはどうかな…。そこは二軍の判断もあるし、1回、良かったからスッと(一軍にと)いうのもなぁと思っている」と話した。

藤浪の課題は制球難と死球後に自滅する悪癖だ。前回登板の12日の巨人戦(甲子園)では坂本に死球を与えた直後に崩れ、翌13日に今季4度目の二軍降格となり、金本監督は「(相手に)当ててから投げにくくなって、腕が振れなくなってやられている。そこを当てないように、当ててもしっかり腕を振って投げられるようにしないと」とも発言。その問題点を完全に克服しない限り、CS起用は難しいとの判断を示した。

今季ここまでわずか3勝と大不振に陥っている藤浪が復活すれば、チームにとって心強いはずだが、現状では、あてにしてはいけないということだろう。あるチーム関係者も「青柳や岩貞や、下で結果を残している竹安らが出番を待っている状態。そこで藤浪がまた二軍でちょっといい投球をしたからという理由で上がると、出番待ちの当事者たちだけでなく、チーム全体の士気に関わる。監督の判断は当然」と語気を強めた。

その藤浪は21日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ球場)に先発予定。この日(19日)は鳴尾浜でブルペン入りし、練習後「CSを目指すとかではなく、目の前の試合で投げることだけ(に集中したい)。結果を出して、それからあとは上の判断」と好投を誓った。中日戦を含め、二軍戦では2試合のアピール機会が与えられるが、悩める右腕は下克上を目指すチームの戦力になれるのか。意地の見せどころでもある。