超異例!阪神・掛布2軍監督“引退試合”は聖地・甲子園で開催 サンケイスポーツ

最後は聖地で! 今季限りで退任する阪神・掛布雅之2軍監督(62)の“引退試合”が甲子園で行われることが11日、分かった。ファームは26日からのウエスタン・広島3連戦(鳴尾浜)が今季最終カード。うち27、28日を甲子園で行う方針を固めた。多くのファンにミスタータイガースの最後の雄姿を-。球団が功労者の花道を飾るために、即座に動いた。

スタンドを埋めたファンから大きな拍手がわき起こる。掛布2軍監督が感謝の思いを込めて、手を振る-。前日10日に今季限りでの退任が発表された指揮官のため、ファームの広島戦を甲子園で開催することを決めた。

「ウエスタンの最後の試合、広島戦の2試合で甲子園が使えそうなので。ファンにたくさん来ていただけるように」

四藤球団社長が、西宮市内の球団事務所で明かした。

2軍は26-28日の広島戦でシーズンを終える。3戦とも鳴尾浜の予定だったが、27、28日を甲子園にする。1軍はDeNA戦で横浜に遠征中でイベントなどの予定もなく、使用することに問題はない。広島側に変更の了承を得て、ウエスタン・リーグに申請して正式に甲子園開催が決まる。

2軍監督の引退のために1軍本拠地を使うという異例の措置。退任が明らかになった直後の10日のウエスタン・ソフトバンク戦には、収容人数500人の鳴尾浜に約1500人が詰めかけ、試合後も球場に入れなかった観客が長い列を作って別れを惜しんだ。昨年5月4日にウエスタン・広島戦を甲子園で開催したときには1万2631人というファームとしては異例の動員を記録。最終カードも連日超満員となることは間違いない。

「向こう(鳴尾浜)は狭いからね。ちょっと(鳴尾浜で見たいファンには)申し訳ないけど、最後なので。甲子園でやれば何千人と入る。もっと多いかもしれない」と同社長は説明した。

当日のイベントなどはこれから企画される見通し。ファンサービスに熱心だった将だけに、自らの口であいさつすることなどが予定されている。掛布2軍監督は「ファンの目とともに選手を育ててきたという自負もありますし、最後は1人でも多くのファンとともに選手を見守れれば、こんなにありがたいことはありません」とコメント。9・28は記憶に残る1日となる。 (新里公章)

★当日券のみ予定

27、28日に甲子園で開催されるウエスタン・広島戦のチケットは当日券のみとなる予定だ。詳細は近日中に球団から正式発表される見込み。参考までに甲子園で行われる2軍公式戦の入場料は大人1000円、子供100円(公式ファンクラブ会員は大人500円、子供無料)。退任セレモニーも含めた各種イベントも現時点では未定で今後、詰めていく。