阪神・ドリス、球団最速161キロ!「米国で102マイル(約164キロ)くらい投げていたよ。日本では初めてかな。六回まで先発がいってくれたら七、八、九回は抑えられるし、相手も難しくなる」

(セ・リーグ、阪神3-0ヤクルト、22回戦、阪神15勝7敗、29日、甲子園)甲子園がどよめいた。電光掲示板に表示された球速は「161」キロ。ドリスが球団最速となる数字をたたき出した。

「米国で102マイル(約164キロ)くらい投げていたよ。日本では初めてかな。六回まで先発がいってくれたら七、八、九回は抑えられるし、相手も難しくなる」

不敵な笑みで振り返った。3-0の九回から4番手で登板。先頭の坂口を外角145キロで空振り三振に斬ると、続く山崎へのカウント1-2からの4球目だった。白球はうなりをあげて、坂本のミットに突き刺さった。内角に外れはしたが、虎の歴史に名を残した瞬間だった。昨年9月14日の広島戦(甲子園)で藤浪が記録した160キロを更新した。

山崎はフォークで空振り三振。バレンティンも三ゴロに片付けて、小野の記念すべきプロ初勝利をド派手にアシスト。節目となる今季50試合目の登板でリーグトップ独走32セーブ目をあげ、8試合連続無失点だ。

前日28日、球団が今季で契約が切れるドリス、マテオのドミニカンコンビと来季も契約する方向であることが判明。球団最速記録&盤石のセーブで、自身の価値を改めて証明した。金本監督も「いつか160キロぐらいいく、と思っていましたけどね」と笑顔。「リリーフの後ろ3人がノーヒット。完璧に小野の勝利を飾ってくれましたね」と最敬礼した。

「しっかりと自分のルーティンを守って、最後までいけたらいい。そのために練習も試合もしっかりとやっていきたい」とドリス。33日ぶりの甲子園で浴びた、あと1球コールと、勝利の黄色い風船。声援をエネルギーに、これからも虎党に歓喜と“衝撃”を届け続ける。 (新里公章)

http://www.sanspo.com/baseball/news/20170830/tig17083005030010-n1.html