阪神・ドリス「結果的に2回になりましたが、試合に出たら1イニングずつ抑える気持ちだった。シーズンが始まってからずっと準備していましたし、それが仕事ですから」

(セ・リーグ、中日2-3阪神=延長十一回、20回戦、阪神12勝8敗、20日、ナゴヤD)K、K、K!! 厚い信頼に、抜群の投球で応えた。同点の延長十回から7番手で登板した守護神ドリスが、今季初のイニングまたぎ。1点リードした十一回は圧巻の3者連続三振で締めくくり、2回無失点で今季3勝目を手にした。

「結果的に2回になりましたが、試合に出たら1イニングずつ抑える気持ちだった。シーズンが始まってからずっと準備していましたし、それが仕事ですから」

涼しい顔が頼もしい。今季46試合に登板し、防御率2・76でセ・リーグトップの29セーブ。虎の貯金12は、この男の活躍抜きには語れない。

プライベートでもすっかりチームに溶け込んでいる来日2年目。今シーズン中盤に、同学年の選手、球団関係者による食事会が開かれた際には、予定が折り合わずに不参加だったが…。どうしても顔を出したいと電話をかけて、“スマホ越し”にサプライズ参加。大いに場を盛り上げたという。心は常に、タテジマ一色だ。

守護神へのバトンを、強力救援陣も必死につないだ。六回二死一、二塁から登板した高橋が大島を三振に斬ると、七回は桑原、八回はマテオ、九回は岩崎と、走者を1人も出さないパーフェクトピッチング。拙攻続きだった打線を助け、金本監督は「みんな頑張ってくれた」とねぎらった。

これで今季延長戦は6勝1敗1分け。その原動力は間違いなく、投手陣の踏ん張りだ。「(もっと)状態をよくして、投げていきたいと思います」とドリス。点がとれないときは、とれるまで抑えるだけ。残り34試合、虎投の総力を結集して戦い抜く。 (新里公章)

八回を3人で片付けた阪神・マテオ「勝っていても負けていても、自分の仕事をするだけです。ブルペン陣もいい仕事ができた」

7人の継投を懸命にリードした阪神・梅野「みんな、走者を出しながらも1人ずつ、粘り強く投げてくれました。イメージ通りのリードはできました」

救援陣について阪神・香田投手コーチ「みんな頑張ってくれた。ドリスも頼もしい限りです」

http://www.sanspo.com/baseball/news/20170821/tig17082105030008-n1.html