阪神・俊介「(回の)先頭で結果を出せたことがよかったです。それ(誕生日の安打)が勝ちにつながってよかった」

(セ・リーグ、阪神5x-4広島、20回戦、広島10勝9敗1分、17日、京セラ)忘れられない誕生日となった。自身を祝うハッピーバースデー打、そして福留の犠飛で三塁からサヨナラの生還。ホームを目指して両足を回転させ、俊介が劇勝に導いた。

 「(回の)先頭で結果を出せたことがよかったです。それ(誕生日の安打)が勝ちにつながってよかった」

少ないチャンスで結果を出し、30歳の誕生日に最高の思い出作りだ。4-4の九回。代打で登場すると1ストライクから中田の内角低めの135キロを左前へ弾き返した。一死満塁となり、福留の中犠飛で三塁から本塁へ生還。チームの連敗を3で止めた。

7年前のこの日も打った。新人時代の2010年8月17日。23歳の誕生日に横浜戦(長野)でプロ初本塁打。“持ってる男”が本領を発揮し、後輩たちの手前、メンツも保った。

この日は夏の甲子園で母校・広陵が6-1で秀岳館に勝ち、3回戦に駒を進めた。阪神も注目する強打の中村奨成捕手(3年)が2試合連続で今大会3本目となる3ランを放った。

「テレビでみてましたよ。いや~(中村は)あれだけ打ってすごいですね。僕からは何も言えないですよ。すごいです」

マンモスを沸かせたドラフト候補生の後輩を持ち上げていたが、自身は最終回に京セラの3万5931人を興奮に導く大きな仕事をやってのけた。

「僕も変なプレーができないし、(後輩も)元気が出てくれたらいい。僕も(広陵の活躍が)力になっています」

先輩だって負けてない。広陵のユニホームに袖を通して戦ったあの暑い、暑い夏のように全力でチームに貢献し、広陵の先輩金本監督を胴上げしてみせる。  (新里公章)

http://www.sanspo.com/baseball/news/20170818/tig17081805030006-n1.html