中日首脳陣「今なら正直、うちに流れは来ている。この3連戦も勝ち越せるよ」中日某選手「あっち(阪神)ベンチは暗い印象で、2位の雰囲気はあまり感じないですね」

「今なら正直、うちに流れは来ている。この3連戦も勝ち越せるよ」

中日首脳陣のひとりが対阪神3連戦(27-29日)の初戦(浜松)を取った時点で、自信ありげにほくそ笑んだ。某選手も「あっち(阪神)ベンチは暗い印象で、2位の雰囲気はあまり感じないですね」と証言した。

なめられるのも無理はない。阪神は27日、下位の中日相手に1-3と競り負け、今季初の5連敗。この日も毎回のように走者を出すも攻めきれずゼロ行進が続き、7回2死満塁から糸井の押し出し四球で17イニングぶりに得点をあげるのが精いっぱいの状況。終わってみれば、8四球を選びながらも散発4安打で残塁は11を数え、チャンスで2度のバント失敗も大きく響いた。

試合後、金本知憲監督(49)は「今が一番底かな…。(打線は)1年でこういう時期はある。そう思うしかない」と険しい表情を浮かべ、主軸でともにノーヒットの糸井、福留は無言のままバスに乗り込んだ。

これで今季、中日との対戦成績は5勝5敗。阪神の得点力不足は日増しに深刻さを増している。事実、この日を終えてリーグ2位阪神は貯金7、同4位中日は借金6で6・5ゲーム差離れているが、チーム打率は中日(・248)が阪神(・244)を上回る逆転現象が起こっている。

チームの停滞に、金本監督は「変な空気に包まれているのかな。まあ、打てない、勝てないというのはあるが、絶対に下を向いてはいない。選手は前向きな気持ちを持ってくれている」と強調した。下位チームからの挑戦的な言動には、結果でやり返すしかない。 (山戸英州)