阪神・小野「ムービングボール」を駆使し28日の中日戦先発へ 「(打者の)右、左関係なく使える球だと思う。有効的に織り交ぜて攻めていきたい」

 武器は150キロ超えの快速球だけじゃない。28日の中日戦先発が決定的な阪神・小野が、「ムービングボール」を駆使し、プロ初勝利をつかむ。

 「(打者の)右、左関係なく使える球だと思う。有効的に織り交ぜて攻めていきたい」

本人も意図していない軌道が、相手を幻惑する。握りは通常のフォーシームと同じだが、打者の手元付近で不規則に変化する。「スライダー気味になったり、シュートしたり…。いわゆるムービングかなと思います」。富士大時代から投じていたが、ストレートとしての扱いで、変化球として自覚することはなかったという。ただ、プロ入り後、打者からの声や自身で投球の映像を確認するうちに、認識を改めた。

すでに手応えもつかんでいる。11日ソフトバンク戦で球界屈指の強打者である柳田を2打数無安打1三振と封じた。試合には敗れたが、人づてに「柳田さんが相当、ムービングを嫌がっていた」という情報をゲット。自信を深めたことが、何よりの収穫だった。

「最近は制球力も少しずつ安定しているし、ゾーンで勝負する中で直球と組み合わせられれば相手も嫌がる」

前回18日楽天戦では3敗目を喫したが、7回1失点の好投。課題とされる制球面も、わずか1四球にまとめた。「何とか1勝。本当に早く勝ちたい」。この日はランニングなどで調整。新人右腕が新たな武器を手に、待望の勝利をつかみ取る。(久林 幸平)

阪神・小野「ムービング」駆使で初星を ソフトB柳田斬りで自信 – スポニチ Sponichi Annex 野球

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