阪神・香田コーチ 藤浪にモーレツ2軍修行指令「もう一度、原点に戻るというかね。いろんな意味で大人になって帰ってきてくれたらな…という思いはあります」

阪神・香田勲男投手コーチ(52)は5日、甲子園での投手指名練習後、2軍調整中の藤浪晋太郎投手(23)に対して“モーレツ2軍修行指令”を出した。「自分を見つめ直す時間を」「原点に戻れ」「人間的に大人になって戻ってこい」…。野球の前に心のカウンセリング! 少々時間がかかっても、未来のエースを根底から鍛え直す。それが金本阪神が選んだ藤浪再生法だ。

そう簡単に1軍には戻しませんよ。野球の技術より大事なものを見つけるまでは…。香田コーチがアッと驚く藤浪の再教育を宣言した。

「もう少し、彼もいろんな意味で修行というか、プロの世界に入ってずっと1軍にいる訳ですからね。当然その、2軍のシステムであったり、いろんな若手が経験するようなことを、2軍でしてもらって、そして自分を見つめ直す時間というんですかね。そういうものに充ててもらえたら」

プロ5年目。まばゆいライトが当たる表舞台を歩み続けてきた23歳が、初めて経験した不調による2軍落ち。再起を期した3日のウエスタン・中日戦(安芸)で5回1失点の結果を残したが、首脳陣は期限を決めず、当面1軍昇格をさせずに“下積み”という名の修行を命じた。香田コーチの言葉には、金本監督以下、虎の首脳陣の思いが詰まっているはずだ。

ただ、香田コーチから聞こえてきた藤浪へのメッセージは、プロの一流選手に対するものとは思えないほどに“野球以前”の内容だった。口調は優しく、丁寧だったが…。

「大変だと思いますが、そういうところを経験して、もう一度、原点に戻るというかね。そういうところからはい上がってきて、そしてまた一回り大きくなってね。人間的にもね、いろんな意味で大人になって帰ってきてくれたらな…という思いはあります」

今シーズン、選手生命を懸けて臨んでいる選手の必死さに触れたり、プロの厳しさに直面する若手の姿を見て、何かを感じてもらいたい。特別待遇は一切なしでネット裏でのチャート(配球)付けなど、裏方業務なども行う見通しだ。

香田コーチはもちろん、現実的な野球の部分にも触れた。前回の実戦登板は左打者が並んでいたため、課題の右打者への投球が見極められていないという。10日の次回登板(ウエスタン・ソフトバンク戦、甲子園)で、どんな右打者への投球ができるのか。

「自分が思ったところに、ある程度は投げられるようになってほしいし、そういう自分との戦いではなくて、打者と戦える精神状態になってほしい。もう少し長いイニングも投げて、よしこれで大丈夫、というところまで突き詰めてほしい」

どこかに甘さを感じたからこその「修行」指令。果たして結末は…。

阪神・藤浪に修行指令!香田投手Cが再教育宣言「大人になって帰ってきて」

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